カルコゲン化合物AXV6S8(A=In,Tl,K,Rb,Cs)におけるグレイン間超伝導転移

Intergrain Superconducting Transition in Chalcogenides AXV6S8(A=In,Tl,K,Rb,Cs)


岡山理科大学 理学部

砂川秀平,@杉野雅裕,上岡紀之,今枝功一,岡田真介,藤井佳子,大谷槻男


  カルコゲン化合物AXV6S8(A=In,Tl,K,Rb,Cs)の粉末微粒子を加圧成形して、 交流磁化率測定をしている。Tcは高いものでInV6S8の5.2K、低いものでCsV6S8の0.32Kとなっている。どの物質の交流磁化率も温度に対して二段の変化を示している。磁場をかけると初めの転移温度は変わらず、二段目の転移温度は低くなる。これらのことから一段目の転移は微粒子内の超伝導転移であり、二段目の変化は微粒子間がジョセフソン的な結合をし、試料全体が超伝導を示していくために起こると考えている。微粒子を詰める圧力を変えたり、焼結試料を用いて、二段の変化の現れ方について調べている。