Observation of flow phenomena in a tapered pulse tube refrigerator
産総研,筑波大学A
@白石正夫,池口拓也A,藤澤祥孝A,村上正秀A,中納曉洋
パルス管冷凍機内に誘起される２次的な流れにともなう損失は、性能を決める重要な要因のひとつである。このため２次的な流れの低減が実用上は重要は課題となる。パルス管の管壁をテーパー状にすることで、この流れを低減することが提案され、性能の向上が報告されている。テーパー角度には最適な角度が存在すると言われているが、実際に最適角度ではどの様な流動状態になるかは観察されていない。ここでは、最適角度と流動状態の関係についての知見を得るため、可視化実験で、内部の流動状態が角度によりどのように変化するかを観察し、テーパー角度による流動状態の変化を明らかにした。