Data base managing system for the 40 T hybrid magnet
(株)東芝A,物質・材料研究機構B,(株)東芝府中電力システム社C
@荒川 隆之A,小菅 通雄B,湯山 道也B,佐藤 明男B,桑代 智彰C,藤岡 勉C,
40Tハイブリッドマグネット(40THM)は、35Tという高磁場を提供し超伝導材料開発のみならず、物性や鉄鋼材料の研究にも利用されている。40THMは、超伝導マグネットと水冷銅マグネットの複合システムであることから、それらの制御には多数の設備情報を収集するとともに、安全性を考慮し、多くの機械式接点を利用した制御シーケンスで運転されている。しかし、新しいタイプのマグネット運転や多様化する磁場利用者のニーズに答えるためには、設備データの一元管理と制御シーケンスを容易に変更することができるシステムを導入する必要がある。そこで、著者らは、多数の機械式接点をシーケンサーに置き換えるとともに、専用ミニコンピュータ等を汎用機に置き換えることにより、40THMの設備データを容易に利用可能とし、シーケンスの変更が可能なシステムを構築した。