極低温放射光顕微鏡による超伝導Ｘ線検出器の光子吸収位置依存性評価

Spatial response analysis on superconducting x-ray detectors by Low Temperature Scanning Synchrotron Microscope

産総研,東大^A,原研^B

@ハラルドプレスラー,浮辺雅宏,大久保雅隆,福田大治^A,高橋浩之^A,中沢正治^A,中村龍也^B,片桐政樹^B

　 今まで不可能であった、極低温で動作する超伝導Ｘ線検出器の光子吸収位置依存性評価を、放射光からのＸ線マイクロビームを使うことにより実現した。超伝導Ｘ線検出器の空間分布は、バイアス点等の動作条件により、大きく変わることが明らかになった。この現象は、非平衡超伝導状態に関連すると考えている。