Achievements Obtained in the ITER CS Model Coil
原研A,MITB,EFDAC,Efremov InstituteD
@加藤 崇A,奥野 清A,辻 博史A,安藤俊成A,高橋良和A,中嶋秀夫A,檜山忠雄A,杉本 誠A,礒野高明A,小泉憲潔A,河野勝己A,布谷嘉彦A,濱田一弥A,松井邦浩A,原 英治A,J. MinerivineB,E. SalpietroC,S. EgorovD
1992年から開始されたITER 中心ソレノイド(CS)モデル・コイル計画は、本年7月のITER工学設計活動終了と共に幕を閉じた。その結果、ITER用超伝導コイルの製作技術及び設計の妥当性を実証することができた。本計画では、超伝導導体の大電流・高磁場化、低交流損失化、そして、大電磁力を支持する高剛性化と言う主要な技術的課題があり、それらは相反する面を有していた。これらの課題に対し、多岐に渡る基礎開発を行い、13T、46kA、蓄積エネルギー640MJのコイルを完成させ、約47秒で、13Tを往復するパルス動作を達成するに至った。本発表では、本計画の成果として、主要な技術的課題への我々が行った解決結果を述べる。さらに、現在行われているトロイダル磁場インサートの主な実験結果について触れる。