Development of a Superconducting Magnet for Scientific Observation in Space (4) -Development of Small Size High-Strength Aluminum Stabilized Superconducting Wires-
日立電線(株)A,高エネルギー加速器研究機構B
@菊地賢一A,稲葉彰司A,外木達也A,山本明B,槙田康博B,山岡広B
飛翔体を用いた宇宙観測用の超伝導マグネットは小型、軽量が強く求められることより、使用する超伝導線も高強度かつ細径のものが必要となる。このため、アルミ安定化材には最近開発されたNi添加の安定化材用高強度アルミを使用し、アルミ被覆法には細径化に有利なコンフォーム押出法を適用し線材開発を行った。この結果、現在の観測装置に使用されている線材に比べて、全体強度は6割アップで、サイズは2.5分の1の線材を開発した。