Reactivity of RE123 bulk superconductors with water
超電導工研
@成木紳也, 村上雅人
Y123、Gd123およびAg添加Gd123系溶融バルク超電導材料を沸騰水に浸漬し、超電導特性、捕捉磁場特性の変化を調べることにより、バルク体と水との反応性を検討した。 Y123バルク体を沸騰水に3h浸漬した場合、水による腐食により、バルク体の捕捉磁場は水に浸漬する前に比べ40%程度の値に大きく低下した。一方、Gd123/Agバルク体では捕捉磁場の値がほとんど変化せず、Agの添加によるクラックの減少が水による腐食を抑制するのに非常に有効であることが分かった。