核融合研
@今川信作,柳長門,力石浩孝,三戸利行,濱口真司,関口温朗,山田修一,佐藤隆,中村幸男,佐藤定男,本島修
LHDの超伝導ヘリカルコイルには、高電流密度の達成と不整磁場の低減を開発目標として浸漬冷却方式の高純度アルミニウム安定化NbTi導体が採用された。これまでにヘリカルコイルは設計値の90%となる5.24 MAまでの励磁に成功し、2.9 Tでのプラズマ実験が可能となった。これ以上の電流値では大きな擾乱が加わった場合に常伝導領域の拡大伝播の可能性があることが明らかになってきており、その原因と対策について考察する。