CERN-LHCビーム挿入用四極超伝導マグネットの開発(10):新デザイン1mモデルマグネットにおけるクエンチ特性


高エ研,東京理科大A
@中本建志,山本明,Earle Burkhardt,安島泰雄,飯田真久,大内徳人,大畠洋克,荻津透,木村誠宏,新冨孝和,田中賢一,土屋清澄,寺島昭男,東憲男,Roger Ruber,杉田圭A


  CERNとの研究協力に基づき、現在高エネ研においてLHCビーム挿入用四極超伝導マグネットの開発を行っている。マグネットは超流動ヘリウム冷却による1.9Kにおいて、70mmの口径内に240T/mの磁場勾配を発生するよう設計された。これまで2台の1mモデルの製作及び試験を行ってきたが、磁場性能を改善するために新たに電磁設計した1mモデル3号機が昨年10月に完成した。3号機では、3度のサーマルサイクルを含む各種クエンチ試験(トレーニング、励磁速度依存性、温度依存性、ACロスクエンチ、ヒータークエンチ、全エネルギーダンプ)及び磁場測定が行われた。今回の発表では、主に1mモデル3号機のクエンチ特性について報告する。