理研
@冨中利治
理研と米国のBrookhaven National Lab.(BNL)との国際研究協力で、製作中のヘリカル・ダイポール・コイルのR&Dにおいて、ヘリカルコイルの数値的、解析的な磁場計算の手法、プログラムを開発した。そのプログラムを超伝導複合多芯線内の磁場分布の計算に適用して、多芯線内の詳細な磁場分布を計算した。それと、超伝導複合多芯線内において、超伝導フィラメントが連続的に一様に分布すると仮定した連続体モデルによる単純な磁場分布との比較など、連続体モデルの妥当性を含め、下記の項目について報告する。1)超伝導複合多芯線内の磁場分布2)解析的な磁場計算の問題点3)超伝導撚線におけるストランド間の相互インダクタンスの計算