磁気分離用冷凍機伝導冷却マグネットの開発


住友電気工業A,金材技研B
@向井英仁、大松一也、武井廣見A,熊倉浩明,小原健司,北口仁,和田仁B


  銀被覆ビスマス系超電導線を用いた冷凍機伝導冷却方式のマグネットを開発した。マグネットは巻線内径240 mm、巻線外径306 mmのダブルパンケーキコイルを42個積層した構成であり、コイル高さは352 mmである。磁気分離用に使用するため、直径200 mmの室温ボアを水平方向に配置した。GM冷凍機により56時間でマグネットを室温から13Kに冷却することができた。マグネットは1分間の励磁時間で1.7Tのコイル中心磁場を発生することができた。磁気分離運転を模擬した励磁速度1.7T/分、周期9分の繰り返し励減磁試験を実施した。約30サイクルの運転後コイル温度は37Kで飽和し、安定に連続運転できることを確認した。