ブリッジ構造超伝導転移端マイクロカロリメーターのX線信号波形解析


電総研,セイコーインスツルメンツ(株)A,明治大学B,千葉工大C
@浮辺雅宏,田中啓一,水城琢,彦坂朋孝,小柳正男,師岡利光,平山文紀,大久保雅隆,茅根一夫,小林直人,川邊潮,根本俊雄 


  SOI基板を用いたブリッジ構造メンブレン上に作製したTi-Au TESカロリメーターと電総研で作製した200個のSQUIDアレイからなる電流アンプによりX線の検出に成功した。55Fe線源の5.9keV X線照射によって得られた電流波形を詳細に検討した結果、2種類の波形に分類できることが明らかになった。1つは早い立ち上がりと2つの減衰時定数をもつものであり、もう1つは遅い立ち上がりと1つの減衰時定数をもつものである。これは、TES素子にX線が吸収された際の応答が、その吸収位置によって異なるためであると考えている。