ITER-EDA
@吉田 清,喜多村和憲,瀧上浩幸,奥野 清
低コスト化ITER(ITER-FEAT)に使用する超伝導マグネット・システムの技術仕様を示す。燃焼プラズマ(15MA)を実現するため、低コスト化を中心に最適化設計を行い、超伝導コイルの仕様はほぼ固まった。TFコイルは断面内の電線配置の最適化から、通電電流を60kAから68kAに増加させた。PFコイルとCSコイルは、各種プラズマの状態に合わせた運転範囲を満足するようにコイルの電流値と位置を最適化した。これらの仕様に基いて、2001年7月に向けて、今後は最終設計書の完成を目指す。