早大理工,（株）同和鉱業A
@津田理,柳澤道夫,真川康弘,林浩幹,石山敦士,小早志秀一A,長谷山秀悦A
単体の電磁石を用いた磁気浮上システムでは、バルク体が安定に浮上する高さに大きな制約がある。この浮上高さを改善するために、複数の電磁石を用いたアクティブ磁気浮上システムを考案し、その浮上特性に関する実験考察を試みた。その結果、電磁石を鉛直方向に配置させ、各電磁石における通電電流量を制御することによって、バルク体が安定に浮上する高さを大幅に改善できることを確認した。また、この結果を踏まえ、鉛直方向の連続磁気浮上実現の可能性について検討を行ったので報告する。