ヘリカル型超伝導電磁推進船の基礎研究

神船大^A,中国科学院電工研^B,金材技研^C
西垣　和^A,Ciwen Sha^B,武田　実^A,Yan Peng^B,Kuo Zhou^B,Ahiua Yang^B,@須山　大樹^A,Qin Jun Qing^B,Luguang Yan^B,木吉　司^C,小菅　通雄^C,湯山　道也^C,和田　仁^C

　 我々、神戸商船大学と中国科学院電工研究所は金属材料技術研究所の協力を得て、ヘリカル型超伝導電磁推進船の研究を行なっている。この研究では、金属材料技術研究所の40T級ハイブリット磁石の最外部を構成している15T級超伝導磁石を用い、最高14Tの強磁場下で実験を行なった。実験では、海水には最高700Aの電流を通電し、各種計測計によって海水の圧力、流量、温度を測定すると共に、解析を行なった。その結果、以前に行なわれた電磁推進船の研究より高い推進機効率を得ることに成功し、また、推進機の性能と磁場や電流との関係を明瞭にした。