過飽和固溶体・不規則A15相を混合したNb3Al極細多芯線の試み


金材技研A,科技団,B,日立電線C
竹内孝夫A,B,田川浩平A,B,C,伴野信哉A,B,湯山道也A,小菅通雄A,和田 仁A,B


  過飽和固溶体Nb(Al) ssを経由させる急熱急冷変態RHQT法Nb3Al線材は,Nb(Al) ssが延性であるため,コイル成形性に優れている。しかし,Bc2 (4.2K)(中点)が26TであることからJc(4.2K)は23T以上で急速に低下してしまう。一方,RHQ処理で不規則A15相を直接生成させると,機械的な脆弱性のためコイル成形は困難であるが,800℃での規則化によりBc2 (4.2K)(中点)を著しく改善できる。本研究では過飽和固溶体・不規則A15相を混合させて機械的特性および強磁場特性の改善を図った。