系統安定化用SMES(100MW/15kWh)コスト低減技術の検討(2)−システム詳細設計(概要)−

Study on cost reduction of 100MW/15kWh SMES for stabilization on transmission(2) - Outline of system design -


九州電力,ISTECA,東京大学B
@堤克哉,本田和男,坂口秀治A,大崎博之B


系統安定化用SMES(100MW/15kWh)の実現に必要なコスト低減技術を検討している。今回,それぞれに異なる導体を用いた4方式のコイル形状・配置(強制冷却NbTi CIC導体(安定化アルミ表面酸化)/ソレノイデユニット結合型変形トロイド方式,強制冷却NbTi CIC導体(安定化銅分離)/マルチポールソレノイド方式,浸漬冷却NbTi ラザフォード導体/長尺ソレノイド2並設方式,間接冷却Nb3Sn 導体(高電流密度型)/小型ソレノイド直並列接続方式)について,電磁力解析に基づくコイル構造や定常侵入熱を考慮した熱設計等のシステム詳細設計を行った。4方式の特徴・設計コンセプトを説明するとともに,システム詳細設計結果のポイントを報告する。