CSモデルコイル実験結果(3)-導体の圧力損失特性-

Test results of the CS model coil (3) -Hydraulic performance of conductor


日本原子力研究所
@濱田一弥,CSモデルコイル実験グループ


CSモデルコイルは、強制冷却式超伝導コイルであり、37本の超伝導導体で構成される。冷媒であるヘリウムは、素線の隙間及び中心チャンネルを流れる。本導体の圧力損失を測定し、レイノルズ数と管摩擦係数の関係としてまとめた。導体の圧力損失は、欧州で測定された同じ形状の導体の特性と違いが見られる。これば、欧州で測定した導体が直線状であることに対して、本導体は、巻線されたものであり、巻線による管摩擦係数の変化が現れているのではないかと考えられる。