Transport propreties of meander-shaped kA class QMG current limiting elements
新日鉄先端研A,都立大電気工学科B,都立大電気工学科C
@白井康之A,藤川一洋A,北川友幸A,田口真海A,,塩津正博A,八太啓行B,林幸夫B,仁田旦三B
単結晶状の123相中に211相が微細分散した超電導バルク材料(QMG)の抵抗型限流器応用を目的として、断面積0.8x2.2mm、有効長さ180mmのミアンダ状QMG限流素子(棒状素子6本分)を作製し、液体窒素で通電特性を評価した。ピーク値で1000Aを越える半波の正弦波を通電し、電圧応答を測定した。1000A通電時(定常通電時)はほとんどフラックスフロー電圧は観測されなかったが、約2700A通電時(事故電流通電時)には電流がピーク値に達する前に6本の素子すべてがクエンチし、合計35Vの電圧降下を担うことができた。当日は、復帰速度についても議論する。