Results of CS model coil experiment(1) - Development and test of the superconducting model coil toward the construction of ITER- coil -
原研
@辻 博史、CSモデルコイル実験グループ(辻 博史、安藤俊就、檜山忠夫、高橋良和、中嶋秀夫、加藤 崇、杉本 誠、礒野高明、濱田一弥、河野克己、小泉徳潔、布谷嘉彦、松井邦浩、西島 元、土屋佳則、榛葉 透、原 英治、西井憲治、久保博篤、押切雅幸、若林 宏、塙 博美、今橋浩一、宇野康弘、大内 猛、大都起一、岡山順一、川崎 勉、川辺 勝、関 秀一、高野克敏、高矢芳幸、田尻二三男、中村恭悠、廣原武臣、堤 史明、細金延幸、松川 誠、寺門 恒久、三浦 友史、嶋田 守(東芝),市原 直(三菱電機)、妹尾和威(三菱電機)、澤田健治(三菱電機)石郷岡猛(成蹊大)、二ノ宮晃(成蹊大)、新井和昭(電総研)、N. Martovetsky (LLNL), M. Takayasu (MIT), P. Michael (MIT), M. Ricci (ENEA),R. Zanino(EPTO), L. Savoldi (EPTO), G. Zahn (FZK), A. Martinez (CEA), R.Maix (NET))
重水素と三重水素の初めての本格的な核融合燃焼実験を目的とする国際熱核融合実験炉(ITER)計画では、1992年以来その工学設計と並行して、設計の妥当性を検証するための試験体の製作と実験が進められてきた。ITERを構成する超伝導コイル群の中では、中心ソレノイド・コイルが13Tの高磁場動作と0.4T/sのパルス動作を同時行う必要がある。そこで最も技術的難度が高い本コイルへ集中的な研究開発投資を行って超伝導モデル・コイルの製作を進めてきた、その結果、本コイルに必要な導体とコイルの製作技術を開発するとともに、このたび実験により目標性能を達成した。本講演では、ITER超伝導モデル・コイル計画の目的とプロジェクト推進方法を方向づけた方針と実験に至る経過と教訓について報告する。