最高加熱温度を変化させた変態法ジェリーロールNb3Al線材の超電導特性

山口大工,オハイオ州立大A,日立電線B,金材技研C

@原田直幸,浜島高太郎,F.ButaA,E.LeeA,M.D.SumptionA,E.W.CollingsA,中川和彦B,森合英純B,竹内孝夫C,和田仁C


 ジェリーロール法Nb3Al線材などを急熱急冷して、過飽和固溶体を作製し、変態熱処理を行うことにより、微細なNb3Alを生成して、高磁場で臨界電流密度の高い線材の開発が行われている。本研究では、変態法により作製するジェリーロール法線材において、通電加熱時の最高加熱温度を変化させ、加熱温度と超電導特性の関係について検討を行った。