46kA大電流CICCNb3Sn導体のIc特性

原研

@高橋良和、礒野高明、小泉徳潔、布谷嘉彦、杉本誠、檜山忠雄、加藤崇、中嶋秀夫、西島元、松井邦浩、塙博美、押切雅幸、関秀一、若林宏、高野克敏、宇野康弘、中村恭愁、安藤俊就、辻博史


 ITER計画において、46kA級Nb3SnCIC導体が開発され、ITERモデル・コイルに用いられた。本導体は、1080又は1152本の素線を撚り合わせ、圧力損失を低減するための中心チャンネルを有するCIC導体である。撚線部のボイド率は約36%である。サンプルは約3mの長さで、外部磁場11Tまで、電流値60kAまで、温度15KまでのIcが測定された。この結果とそれぞれの素線のIcと比較検討する。