70MW級超速応型超電導発電機の系統連系試験

Super-GM,関西電力A,東芝B,日立製作所C

@今井義博,草深浩,渋谷正豊,長谷川清A,長谷川博B,塩原亮一C


 Super-GMでは工業技術院のニューサンシャイン計画「超電導発電機電力応用技術開発」の一環としてNEDOからの委託を受け,70MW級超電導発電機(モデル機)の研究開発を進めている。平成11年春に,当組合の試験センターにて関西電力と共同研究で,70MW級超速応型超電導発電機の実系統連系試験を行った。超電導発電機を同期調相機として使用し,最大進相出力40MVarの無効電力の送電,77kV系統20MVarのシャントリアクトルの入り切り時の応答特性試験などを実施し,超電導発電機の電圧安定化性能,および安定運転性能の検証を行った。ここでは,それらの系統連系試験の結果について代表的なものを報告する。