Jcを1,000 A/cm2から10,000 A/cm2まで変化させたBi2223系焼結体を作製した。Jcが低い試料では、Bi2223相以外にもBi2212相や多くの不純物相が存在する。Jcが高くなるに従いBi2212相や不純物相は減少したが、10,000 A/cm2の試料においても不純物相が観察された。このことはBi2223系焼結体の更なる高Jc化が可能であることを示唆している。以上をXRD、SEM-EDX等の知見をもとに議論する。