20Tの高磁場中で実用的な臨界電流密度を持つ線材を得ることを目的として、粉末冶金法によりテープ線材を製作した。この線材に対して、到達温度をコントロールした通電加熱を行い、Nb3Alを生成した。冷却速度や通電回数を変化させ、それぞれの線材における微視的構造とピン止め特性との関連について、比較・検討を行った。