Ta-Sn系化合物粉末を出発原料としてNb3Sn線材を作製した。Ta-Sn化合物粉末はTaとSn粉末の溶融拡散で作製し、Nbシースに充填して線材に加工した。熱処理によって厚いNb3Sn層が生成された。Nb3Sn層のJcは、23T,4.2Kで約5×104A/cm2となった。