交流用Nb-Ti導体の大容量化の検討-VI

分路リアクトルや変圧器などの電力機器に適用できる数kA級の交流用Nb-Ti導体の開発を進めている。これまでに素線断面内のCu比の増加が導体の安定性を高め、導体Iqの向上に寄与することを理論的・実験的に明らかにしてきた。本報告では大容量化に向けた高次撚線導体の試作を試作し、5〜10kA級の3次撚線を開発した。