昨秋の低温工学会において、ESPIの変形の測定技術が低温下においても十分機能を発揮することを示した。応用として矩型の板材(SUS,Al,Ti)を用い、液体窒素を用いた冷却過程(120-300K)における熱歪と温度を分布を測定した。それらの結果をもとに熱膨張率を算出し良好な結果を得た。今回は、試料の温度をさらに下げる(<100K)目的で、小型冷凍機を観測系に組み込み、計測上の問題点を探るとともに、同様な計測を目指す。