A1-9

超電導スイッチ素子のターンオフトリガエネルギー特性

熱制御式超電導パワーエレクトロニクス素子SPEED(Superconducting Power Electronics Exchange Device) のターンオフ特性試験を行った。自己回復電流以上のチャネル電流が流れている時に、ターンオフ信号を入力し、発現した抵抗とゲートトリガエネルギーやチャネル電流との関係を明らかとした。
その結果、

  1. 初期チャネル電流が増大すると、最小ゲートトリガエネルギーは減少する。
  2. 初期チャネル電流が増大すると、次過渡発現抵抗も増大する。
  3. ゲートトリガエネルギーが増大すると、次過渡発現抵抗も増大する。
  4. ゲートトリガエネルギーが増大すると、次過渡抵抗発現速度も増大する。
  5. 次過渡抵抗発現速度は、初期チャネル電流には依存しない。
  6. 過渡発現抵抗は、初期チャネル電流やゲートトリガエネルギーに依存しない。
  7. ターンオフ開始直後のチャネル電流が増大すると、過渡抵抗発現速度も増大する。
が明らかとなった。"