E2-26


Bi2212テープ導体を用いた限流特性
東工大総理工,東芝A
@小倉尚,米田えり子A,野村俊自A,中込秀樹A,岡村哲至,椛島成治



 SN転移の抵抗動作型超電導限流器を念頭におき、Bi2212テープについて、限流に必要な抵抗発生するまで電流を通電していく過程の電流電圧特性を調べている。これまで試料に直流通電し、基板抵抗を高くすることで、酸化物自身の発熱による抵抗発生をおこせること、クエンチ電流とIcとの比を小さくできることを示してきた。今回は基板抵抗の高いAgMg基板Bi2212テープ試料について交流50Hz半波の短絡電流通電を行い限流特性を調べたので計算結果とあわせて報告する。