E2-17


Bi2223線材のE-J特性の磁界方向による相違
九州電力,九州大学A,西日本技術開発B
@岡元洋,入江冨士男,木須隆暢A,長谷川和也A,金澤光則B


 高温超電導線材の応用の際には,線材への垂直磁界が問題となる。これを解明するには線材のE-J特性を知る必要が ある。これまでに,Bi2223線材のE-J特性は,ピン分布を考慮した統計的解析手法を用いて,3つのパラメタ Jcm(J分布の最小値),JO(Jc分布の幅)及びm(分布の形)により定量的に記述できることを示した。 今回,磁界方向が垂直と平行の場合における上記のパラメータ値の比較を行った。その結果Jcm値が大きく変ることが分かったのでその検討内容を報告する。