E1-25
DFRP巻枠を用いた超電導コイルのトレーニング特性(GFRPとの比較)
智大学・理工, 東洋紡・総研A, 新潟大・工B
高尾智明,@窪坂龍也,鈴木孝昌,鹿島俊弘A,山中淳彦A,福井聡B,
巻枠材料としてDFRPとGFRPを用いて、同じ寸法・形状の小型超電導コイルを作成し、トレーニング特性を比較した。例え同一の張力で巻線しても、低温への冷却過程において、DFRPは膨張しGFRPは収縮するため、低温での巻線張力は異なる。測定されたトレーニング特性も異なった結果となり、DFRP巻枠を用いたコイルの方がはるかに少ないトレーニング回数で、クエンチ電流がほぼ一定となった。