E1-22
ラザフォードケーブルにおけるクエンチ伝搬速度と電流再配分
筑波大,高エ研A,横国大B
@佐々木憲一,荻津透A,土屋清澄A,新富孝和A,米川啓文B,雨宮尚之B
クエンチ伝搬速度とそれに伴う電流分布変化は何らかの関わりがあり、絶縁された素線によるケーブルでは電流分布が変化することによりクエンチ伝搬速度が劇的に増加するという報告がある。本研究では、素線同士に電気的接触があるラザフォードケーブル中におけるクエンチ伝搬と素線電流の変化を測定して両者の関係を調べるのが目的である。7月に、均一磁界をかけた約1mのケーブルで実験を行ったので、その結果について報告する。