D3-3


熱プラズマ溶融急冷粉末を用いたNb3Al超電導線材の作製と特性
東海大・工,高周波熱錬(株)A
@太刀川恭治,山本誠一郎,井戸原修A,井上好明A,川嵜一博A



 熱プラズマ溶融急冷法により、Nb3Al組成のbcc過飽和固溶体粉末を作製し、Taシースに充填して線材に加工後、熱処理を行って試料を作製した。SEM像では粉末は塑性加工性を示しており、X線回折によると700℃の熱処理でもA15相への変態が認められた。超電導臨界温度及び臨界電流密度は800-850℃の熱処理により、高い値が得られた。