D3-18
ピックアップコイル法を用いた交流損失測定における誤差評価(3)
九大超伝導科学研究センター
@和田光央、竹中敦志、中村政文、柁川一弘、岩熊成卓、船木和夫
超伝導線材の交流損失を測定する方法の一つにピックアップコイル法がある。こ の方法は電磁気的環境を良く模擬しており、かつ、手軽に測定すことができる点で優れ ている。ピックアップコイル法には同軸キャンセル法、外部キャンセル法とあり、今日 VAMAS(Versailles Project on Advanced Materials and Standards)では外部キャンセ ル法が用いられている。しかし、本講演で、外部キャンセル法よりも同軸キャンセル法の方が様々な条件下では、柔軟に、より精度よく測定することができることを理論的,実験的に示す。