D1-4


有限要素法および切欠き引張試験による構造材料の極低温破壊靱性評価
東北大学大学院工学研究科,東洋エンジニアリングA
@堀口勝三,進藤裕英,真野恭規,周郷 智A



 オ−ステナイト系ステンレス鋼JN1極厚鍛造材およびインコネル625系溶加材を用いたTIG溶接材を対象に,4Kにおける切欠き引張試験を行った.実験は,クロスヘッド速度を変化させて行い,切欠き引張強度,破壊エネルギ−吸収と弾塑性破壊靱性との関係を明らかにした.また,切欠き引張試験の有限要素解析を行い,荷重-変位曲線およびJ積分を求めて弾塑性破壊靱性評価に関する理論的検討を加えた.