D1-10


極低温複合材タンク要素の試作研究
航技研角田,三菱重工A
@須藤孝幸,吉田誠,野坂正隆,後藤智彦A,加藤久人A



 再使用ロケット機の実現には、機体重量の大幅な軽減が必要である。推進薬タンクやターボポンプ・配管等の極低温推進薬供給系に、極低温下で優れた比強度が得られる樹脂系複合材を適用すれば、機体及びエンジンの大幅な軽量化が可能になる。カーボン繊維で強化したエポキシ樹脂を極低温推進薬タンクに適用する際の基本的な特性を把握するため、極低温複合材タンク要素として内径100mm、300mmのフランジ付きシリンダーを試作して液体窒素、液体水素下での加圧試験、ヘリウムリーク試験を行った。本報告では、カーボン繊維強化エポキシ樹脂の極低温推進薬タンクへの適用の成立性に関する基本的特性について述べる。