B2-9



CERN-LHC・ビーム挿入用240T/m四極超伝導マグネットの開発(3)
:1mモデル1号機のクエンチ及び機械特性

理化学研究所
@奥野広樹,藤島史郎,冨中利治,後藤彰,矢野安重



 現在理化学研究所において推進されているRIビームファクトリー計画においては、超電導リングサイクロトロンを主加速器として建設する。この超電導リングサイクトロンのビーム入射に用いられる超電導マグネットはコイル磁場が6T程度で、約1m程の曲率半径を持つ。また、サイクロトロンのスペースの限られた場所に配置する必要がある。本講演では、これらの超電導電磁石の設計について述べる。