B2-8
CERN-LHC・ビーム挿入用240T/m四極超伝導マグネットの開発(3)
:1mモデル1号機のクエンチ及び機械特性
高エ研,CERNA
@中本建志,山本明,安島泰雄,Earle Burkhardt,土井義城,春山富義,東憲男,川又弘史,木村誠宏,荻津透,大畠洋克,大内徳人,新冨孝和,田中賢一,寺島昭男,土屋清澄,Glyn
KirbyA,Ranko OstojicA,Thomas
TaylorA
CERNとの研究協力に基づき、現在高エネ研においてLHCビーム挿入用四極超伝導マグネットの開発を行っている。マグネットは超流動ヘリウム冷却による1.9Kにおいて、70mmの口径内に240T/mの磁場勾配を発生するよう設計された。1mモデル1号機は昨年末完成し励磁試験を行った。その後マグネットはビーム軸方向応力を改善するため、今年3月に分解、再組み立てを行い、再度励磁試験を行った。今回の発表では、1mモデル1号機のこれら一連の励磁試験におけるクエンチ及び機械特性について報告する予定である。