A3-7



数値解析による転流時の発熱量評価
三菱電機先端技術総合研究所
@妹尾和威,守田正夫,中村史朗



 CIC型導体などの超電導撚り線導体においては、安定な転流、言いかえれば偏流の緩和が実現されなければならない。特に、CIC型導体においては系の熱容量が規定されているために、安定な転流を実現するための一つの指針として、転流時の発熱量を可能な限り抑える必要があると考えられる。本研究では、3本撚り線導体モデルについて、素線クエンチから転流が終了するまでの発熱量を、素線間接触抵抗や冷却条件をパラメータとして数値解析した。