A1-19
LHD用超伝導送電システムの冷却通電特性(1)−第一サイクルの成果−
核融合研,富士電機*
@山田修一,三戸利行,前川龍司,力石孝浩,上出俊夫*,樋上久彰*,伊藤郁夫*,佐藤隆,佐藤定男,本島修,LHDグループ
全超伝導の核融合実験装置LHDでは、2月23日より6月15日迄の間、初めての
冷却、プラズマ実験を無事終了した。同装置は9系統、総延長497m(定格電流3
2kA)の超伝導送電システムを装備している。本報告では、超伝導送電システムの
冷却通電特性についてとりあげ、その第一報として、冷却前後の超伝導バスラインの
X線写真撮影結果、超伝導バスラインへの熱侵入量の測定結果、システムの定常維持
運転等、第一サイクル実験で得られた成果について報告する。