概要
E3-6
日本原子力研究所(原研)では、1992年から米国、EU、ロシアと国際 協力のもと、国際核融合炉(ITER[1])の技術設計(EDA)を進めている。その ITER-EDAのR&Dのなかで、TFコイルへのNb3Al導体の適応性を実証する ことを目的としてNb3Al インサートの開発を行っている。ITER-Nb 3Al インサートコイルの進捗状況について報告する。 素線は現在までに8割程度製作されており、今年、9月に全量完成する予 定である。また3月には銅の撚り線を使用しシ゛ャケッティンク゛のR&Dを行う。