概要
E2-27
高温超電導体は、温度の低下とともに臨界電流密度が上昇するため、超電導磁気軸 受の動作温度を下げることで、この軸受の特性の向上が図れる。冷却に液体窒素ではなく, 冷凍機を用いてガス冷却することも考えられ、77Kからわずかに低い温度での特性や 極 低温での特性を評価しておく必要がある。ここでは、20K〜77Kまでの温度範囲で数段 階に動作温度を変え、高温超電導軸受の特性を測定し、検討したので報告する。