概要
E1-26
Bi-2223相焼結体を作製する際に、原料となる仮焼粉が大気中の水分を吸着することが 引き金となって劣化することが判明したため、仮焼粉作製工程の水分が最も吸着しやすい 工程を改良することで、炭素含有量を300ppm以下に低減することができた。この仮焼粉を 用い、焼結条件を最適化したところ、断面積約0.2平方ミリの試料で Jc>8000A/cm2の値が 得られた。