概要 C3-16
超電導線の安定化を評価する基準の一つとして最小伝播電流がある。直流の最小>伝播電流を求めるには、マドックの等面積則によるやり方が良く知られている。最近、>超電導線に交流電流を流し、クエンチ電流を測定する実験が多く行われている。交流ク>エンチ電流を表す評価の基準としても最小伝播電流が存在することが考えられる。本論>文においてはマドックの等面積則を交流電流に適用して、交流最小伝播電流を計算した>結果について述べる。