概要
C2-8
Bi-2212 超電導体において低温および低磁界領域でc軸方 向の臨界電流密度のピーク効果が観測されている。そのピーク効 果近傍の磁束線は 2 次元的なパンケーキ状態ではなく、もっと ミクロなスケールでの磁束線の disorder が存在すると考えられ る。本研究ではそうした磁束線の挙動を明らかにするために Campbell 法を用いて測定を行い、その結果を理論的に解析し、 変位-復元力特性から Labusch パラメータと相互作用距離を求め 、検討を行った。