概要
D1-7
A5083アルミニウム合金の溶接金属部の極低温における機械的性質におよぼす溶接ワイヤの化学組成の影響を明かにするために,組成を変化させた5種類の溶接ワイヤを試作し大電流MIG自動溶接による継手を製作した。 室温、77K、4Kにおいて溶接金属部の引張試験・シャルピー衝撃試験・破壊じん性試験を実施し、その特性を破面観察、組織観察等の結果から評価した。 この一連の試験は,平成5年度よりNEDOが中心となって推進している水素エネルギーの国際的な有効利用を目指したWE-NETプロジェクトで実施したものである。