概要
E2-5
Cu-Ni母材NbTi交流超伝導線に関し,素線断面フィラメント領域外周部付近に安定化銅を配した構造の線を開発されている.この外周部安定化銅は導体の動きなどによる局所的擾乱による熱を線の長さ方向に拡散させ,安定性を向上させることができる. 本研究では,このような線の磁気的不安定性を通電時の交流損失について,その特性を評価したので報告する.