概要
D1-2
ITER CSコイルでは、厚さ約4mmのインコロイ908のジャケットを使用している。ジャケット材の4K破壊靱性を評価する場合、ASTMに従ったCT試験片を使用しているが、このような薄肉材のCT試験片による評価が妥当であるかどうかの十分な検討はなされていない。そこで、インコロイ908の26mmの板材を用いて、25、12.5、5mmの厚さのCT試験片を製作し、試験片厚さの影響を調査した。また、あわせて、サイド・グル−ブの影響も調査したので、この結果について発表する