前回の報告では、スプリットコイルの安定性の下限は軸方向の吸引力によって規定されていることが見いだされた。また、クエンチの挙動などから、原因は巻線部分と巻枠の境界部分で発生していると考えられた。今回は、巻枠との境界部分に挿入する絶縁材料を変えた場合の挙動について報告する。